ブラッド・ブラザーズ

於・日比谷シャンテ
ぎりぎりに到着して係りの人にリレーで案内されて席に付いた。
終幕前日とあって、咽喉が大丈夫かなーという人もいたが、(音量は大きいのに言葉の意味が聞き取れない箇所がありました。)次第にのめりこんで、笑ったり、瞳をうるうるさせたりしました。私の笑うところは、よっぽどなところです。わらうことは免疫を高めるそうなので、笑いの閾値は、低い方がよさそうです。私は感度が鈍いのでしょうか。そういう自分も受け止めたいです。
ミュージカルを久々に体験して、やはりいいものだなと思いました。会場は大きくないのに、やはり込み合います。チケットが高額なためか、歩く人もきらびやかに見えてきます。少なくともスタッフの方は素敵な人ばかりです。スーツでびしっと決めていて。(値段のことに気づいたのは帰宅してからです。)
出演者やストーリーを読み込んで、劇の評価はできないものです。あれこれ考える前に出かけてしまうほうがよいこともあります。そして実際の体験からまなぶ。思い込みや先入見と比較してどんなことをまなんだのかを明らかにするのは楽しい作業です。(内容はつまらないことだったりします。)
イギリスで25年にわたって上演されてきたミュージカル、日本でも、キャストを変えて上演されてきた歴史があるようです。予習していた見所を押さえ、会場内を舞台にして俳優が通路を通る演出に驚き、わくわくしながら、あっという間に時間は過ぎていきました。

日比谷シャンテから橋を潜って左手に出てきた小道。学校の脇を通る。有楽町方面に抜けると岡本太郎のモニュメントがある公園になっている。