2016-01-01から1年間の記事一覧

メガネを外しても可能なこと

身体を感じる 地球を感じる 直感に従う 心の声を聴く 自然を見る メガネを外しても可能なこと →外すからこそ可能なこと 裸眼であるからこそできること 機能不全を補うために発達させていること 機能不全そのものが個性であり強みと表裏一体

落ちこぼれて

計画通りに行かず落ちこぼれて何者でもない私を見つけここにいるいま 誰にも認められず馬鹿にされて箸にもかからない私を見つける他でもない私自身がここにいるいま 思い通りに行かず歳をとり体力も衰えてたましいがただここにいるのを感じるいま 身一つで立…

人間がそこにいる

その息遣い 呼びかける名前のその先に 微笑む顔のなかに 思い出すと そこには人がいた 言葉にならない気配の中に 佇む君の もはや応答することはできない 思い出の中に 感じ取っているたましい

新しい言語表現の獲得について

詩はどこから どんなふうに やってくるのでしょう?(もっと自由に もっと飛び跳ねたらいい)詩はどこから どんなふうに 構築したらよいのでしょう?(誰のためでもなく、書いてきたのだから)詩はどこから どんなふうに やってくるのでしょう?(それは身体…

言葉をサラダのように

最も自己を表現したかったとき 僕の言葉は取り留めもなく 浮かんでは消えていき 意識をすり抜けていくようで歯がゆかった最も確かな論理が欲しかったとき 数学は基盤がないように見え 普遍的ではなく個人的なものだった最も確かな信仰が欲しかったとき 宗教…

なぜ

なぜ、寒風に晒されて街頭に立つのか遮るものが何もないというのにきっと 未来からの呼び声を吹き荒ぶ風の中に聞いているんだ時が何もかも押し流していくなのに安住の地がどこにあるのだろう寄る辺なく何もかも 手放して身一つでこうして こんな風に ここに…

詩は飾り物ではない

詩は飾り立てるのではない飾り物ではない詩は歌い上げるのではない歌うものではないからだと言葉が煌めいて生み出される それはダンスいのちの拍動