「知って活かそう!著作権」
神谷信行さんの本(自館所蔵)を借りて読んでいる。
- 作者: 神谷信行
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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そして、自分に適した仕事をすること、重労働を強制されないこと。仕事の疲れを癒すために、豊かな自然環境の恵みを受け、旅や登山をすること。それから好きな音楽、本、映画などを楽しむこと。
自由にものを考えること、自分を表現すること。所や音楽や絵などはこの自己表現の一場面です。自分で暮らす環境を自分で選択すること。理由無く逮捕されたり、処罰されたりしないこと。「人間の尊厳」に関わる具体的な事柄は、まだまだたくさんあります。
こういうこと一つひとつが「人間の尊厳」の中身をなしているのですね。その中から著作権の問題が出てきます。
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序章の終わりの言葉です*1。第1章から、「著作権」の具体的な話が始まります。
先生は、非行臨床の専門の本を書いているので名前を知っていました。それが、弁護士で、少年を弁護するのに「自己一致している」などという言葉を使うので俄然興味を惹かれました。ところが、図書館に入っているのは著作権法の2冊のみ。しかし、どちらも、センスのいい題材や着眼点*2が活きていて、ネット上で著作権の問題を考えることが多いので、一つ、腰をすえて読んでみようかと思います。しかし、法律の問題は難しく、なるほどと思っても、自分の問題にすぐ活かされるかというとそうでもありません。そう簡単に答えが出るものではないところが法律問題なのかもしれません。
野口体操の本と一緒に、9月14日まで。
追記
訂正が出ていました。
http://www.nippyo.co.jp/seigo/tyosakuken.txt