野生の思考の実践、支離滅裂

昨日外出したおかげで、「サンデー毎日」と「読売ウィークリー」を立ち読みすることが出来た。「サンデー毎日」は椎名誠茂木健一郎の対談で、ストレス社会について、「読売ウィークリー」はちゃぶ台の話だった。

昨日は就寝が2時近くなったのに、不思議に寝不足感がない。爽やかな目覚めの方に近いのが不思議だ。塾から帰ったら(何歳になって塾などと言っているのか)、食卓に蕎麦、大根のサラダ(大根は蕎麦にも使われた)、えびシューマイなどがあって、10時を過ぎたこともあって、あまり食べることも無く(すぐに眠ることが出来ないんだけど)結局大根サラダやミルクを飲んで寝た(間際に)。茂木健一郎への批判(敬称略)への怒りが「サンデー毎日」に書いてあったんだけど、僕の読んだ茂木健批判の一つに、トンでも科学で文章が支離滅裂などと書かれているのがあった。僕の書く文章も、本当に支離滅裂になるんだけど、纏まった文章にしようという意図は働いていて、それが自然の思考、「野生の思考」見たいなものを邪魔することがあるんじゃないかなと思う。現代思想の陥穽を突いた科学者の本があったけど、現代思想の冒険は、支離滅裂の恐れや、理性を超えようとする「野生の思考」の試みなんじゃないかな。難解な文章には、数学や物理などに関する誤りが含まれていて、それも含めて現代思想冒険者たちが目指している地平は、古来のどんな哲学にもない何か、他にはない何か、創造的な行為なんじゃないかと思うんだけど。そう思うことも出来るし、そうでないとも思えるし。