眠れない夜に

夜中、眠れなくなって、自分で作った音読ファイルを聞く。

はてなのアンテナから懐かしいリンクをたどる。

あっという間に年をとっていく…。

辿ってきた道が、砂上の楼閣のように消えていくような気がする。

寂しくて、むなしい。自分の生きてきた道が、儚く、つかみどころがなく感じるから。

でも、ぼくはそんなふうに生きてきた。

はかなげで、つかみどころがないけれど、

確かに感じ取ることができる、それ。

いのちの煌きをぼくは信じる。行き場がないように感じるから、不安になる。

でも、確かに感じているこの感じが、未来を指し示しているかのようだ。

ぼくはそれに従っていこう。

ぼくはそれに従っていこう・・・