「孤独」のちから

期限が過ぎた本が3冊。

マッサージから始める野口体操

マッサージから始める野口体操

「孤独」のちから

「孤独」のちから

キュア cure

キュア cure

そのうち、どうも「孤独」のちからと、「キュア」はほとんど読み終わったらしい。エクササイズを盛り込んだ野口体操の本が、簡単に通読するのを許さないのかもしれない。そんなに難しい本ではないのだが。(この本も、力強い本。野口先生が、羽鳥さんを後継者に指名した理由が分かるなぁと思う。しっかりと野口体操を受け継ぎ、しかも、羽鳥さんの中で進化しているのをこの本を読むとよく感じる。そしてそれは、よくある創始者を冒涜するような内容ではなくて)
[rakuten:book:12834292:detail]
「孤独」のちからが描くのは、とても深い世界だと思う。(若手ナンバーワンとプロフィールに書かれてあるが、よくこんなことをと思う反面、その通りだとも思う)孤独は悪いことでも、忌避することでもない、引きこもりの青年は、むしろ世の中の「孤独(一人でいること)」に対する偏見に苦しめられている存在なのだ。そういうことを、カウンセラーである著者が提言するのは、意味があると思う。
諸富さんの描く「孤独」は私の考えを超えていて、私の体験に先んじていると思う。だから私は、どれかを実践し、それを吟味しながら、諸富の描く人間観の学習を、深めて生きたいと感じているのだ。(それは、ロジャーズのパースン・センタードの世界観だと思う。)
[rakuten:book:11565020:detail]
諸富さんの本は(私が最近読んだ本は、)ポップで読みやすい一般書であると思う。諸富さんが参照するような専門文献も読んでみたいと思う。