「孤独」のちから
期限が過ぎた本が3冊。
- 作者: 羽鳥操
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 単行本
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- 作者: 諸富祥彦
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 田口ランディ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2008/01/11
- メディア: 単行本
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そのうち、どうも「孤独」のちからと、「キュア」はほとんど読み終わったらしい。エクササイズを盛り込んだ野口体操の本が、簡単に通読するのを許さないのかもしれない。そんなに難しい本ではないのだが。(この本も、力強い本。野口先生が、羽鳥さんを後継者に指名した理由が分かるなぁと思う。しっかりと野口体操を受け継ぎ、しかも、羽鳥さんの中で進化しているのをこの本を読むとよく感じる。そしてそれは、よくある創始者を冒涜するような内容ではなくて)
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「孤独」のちからが描くのは、とても深い世界だと思う。(若手ナンバーワンとプロフィールに書かれてあるが、よくこんなことをと思う反面、その通りだとも思う)孤独は悪いことでも、忌避することでもない、引きこもりの青年は、むしろ世の中の「孤独(一人でいること)」に対する偏見に苦しめられている存在なのだ。そういうことを、カウンセラーである著者が提言するのは、意味があると思う。
諸富さんの描く「孤独」は私の考えを超えていて、私の体験に先んじていると思う。だから私は、どれかを実践し、それを吟味しながら、諸富の描く人間観の学習を、深めて生きたいと感じているのだ。(それは、ロジャーズのパースン・センタードの世界観だと思う。)
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諸富さんの本は(私が最近読んだ本は、)ポップで読みやすい一般書であると思う。諸富さんが参照するような専門文献も読んでみたいと思う。